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中古のアウディQ2を見ていると、同じQ2なのに年式で値段がかなり違いますよね。『前期と後期で何が違うの?』と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、Q2は2021年のマイナーチェンジで前期から後期に変わり、エンジンが1.0L・1.4Lから1.5Lの35 TFSIになりました。さらに2024年12月のアップデートで、画面まわりとディーゼルの駆動方式が変わっています。
この記事を読むと、前期・後期の違いと、中古で迷った時にどちらを選ぶかの目安が分かります。
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アウディQ2の前期と後期はいつ変わった?
Q2は2016年に本国で発表された初代だけのモデルです。日本では2017年に発売されて、フルモデルチェンジはないまま生産終了の報道が出ています。
そのため「前期」「後期」は、同じ初代の中でのマイナーチェンジの前と後を指します。
| 区分 | 時期 | 主なエンジン | グレード名の例 |
|---|---|---|---|
| 前期 | 2017年6月〜2021年 | 1.0 TFSI/1.4 TFSI | 1.0 TFSI、1.0 TFSI sport、1.4 TFSI cylinder on demand sport |
| 後期 | 2021年5月〜 | 1.5L 35 TFSI | 35 TFSI advanced、35 TFSI S line |
| 後期(ディーゼル追加) | 2022年5月〜 | 2.0Lディーゼル 35 TDI(FWD) | 35 TDI advanced、35 TDI S line |
| 後期(アップデート) | 2024年12月〜 | 35 TFSI/35 TDI quattro | 35 TDI quattro advanced、35 TDI quattro S line |
時期は日本での発表・発売の時期です(webCG、clicccar、アウディ ジャパン プレスリリース)。
- 前期は2017〜2021年、1.0Lと1.4Lのガソリン
- 後期は2021年5月発売から、1.5Lの35 TFSIとグレード名advanced/S line
- 2024年12月のアップデートで8.8インチの画面とバーチャルコックピットプラスが全車標準に
- ディーゼルは2022年のFWDから、2024年12月にquattro(4WD)へ変わった

2021年のマイナーチェンジで何が変わった?
2021年2月24日に発表されたマイナーチェンジは、Q2の中でいちばん大きな変更です。ここから後期型と呼ばれています。
一番の違いはエンジンです。前期の1.0Lと1.4Lが、1.5Lの35 TFSIにまとめられました。
| 前期 1.4 TFSI | 後期 35 TFSI | |
|---|---|---|
| 排気量 | 1.4L | 1,497cc |
| 最高出力 | 公式で未確認 | 150PS |
| 最大トルク | 公式で未確認 | 250Nm |
| 気筒休止 | あり(cylinder on demand) | あり(シリンダーオンデマンド) |
| 駆動 | FWD | FWD |
| グレード名 | sport | advanced/S line |
後期35 TFSIの数値はアウディ公式Product Information(MY26)の値です。前期型の詳しい諸元は公式で確かめきれていないので、空欄にしています。
グレードの名前も変わりました。前期の「sport」に代わって、後期は「advanced」と「S line」の2本立てです。
『sportとS lineって同じもの?』と迷いますよね。名前が似ていますが、別のグレード体系です。
中古を見る時は、グレード名で前期か後期かの見当を付けられますよ。
2021年の後期発表時の価格は、35 TFSI advancedが394万円、S lineが430万円でした(clicccar・税込)。前期2017年発売時は1.0 TFSIが299万円、1.4 TFSI cylinder on demand sportが405万円です(webCG・税込)。
2024年のアップデートで何が変わった?
2024年12月4日には、後期型のままアップデートが入りました。見た目より、中身の装備が変わったのがポイントです!
| 変わったところ | 2024年12月より前 | 2024年12月以降 |
|---|---|---|
| センターの画面 | 年式・オプションで違う | MIB3・8.8インチタッチスクリーンが全車標準 |
| メーター | 年式・オプションで違う | バーチャルコックピットプラス(12.3インチ)が全車標準 |
| ディーゼル | 35 TDI(FWD・340Nm) | 35 TDI quattro(4WD・360Nm) |
| 発表時の価格帯 | 2021年 394万円〜(35 TFSI advanced) | 430万〜499万円・SQ2 644万円 |
アップデートの中身はアウディ ジャパンの2024年12月4日のリリースによります。2024年12月より前の画面とメーターは、年式とオプションで違うので、個体ごとに確かめてみてください。
2024年12月の発表時の価格は、もう今の価格ではありません。今の公式価格表(2026年10月4日時点)は442万〜511万円、SQ2は659万円です。
画面とメーターが全車標準になったのは、中古選びでは大きな違いです。ナビやCarPlayの使い方は アウディQ2のMMIナビとバーチャルコックピットの使い方 で見ています。
なお、Apple CarPlayなどのスマートフォンインターフェースは、今もテクノロジーパッケージ(Q2は60,000円)のオプションです。付いているかは個体で確かめておきましょう。
ディーゼルはFWDとquattroのどちらがいい?
後期型には、ディーゼルが2種類あります。2022年5月に追加された35 TDI(FWD)と、2024年12月からの35 TDI quattro(4WD)です。
| 35 TDI(2022年〜) | 35 TDI quattro(2024年12月〜) | |
|---|---|---|
| 排気量 | 2.0L | 1,968cc |
| 出力 | 150PS | 150PS |
| 最大トルク | 340Nm | 360Nm |
| 駆動 | FWD | quattro(4WD) |
| 発表時価格(advanced) | 418万円 | 461万円 |
数値はclicccarと公式リリース、公式Product Information(MY26)によります。
『雪の多い地域に住んでいるから4WDがいい』という方は、quattroが候補になります。ガソリンの35 TFSIにはquattroが無いので、Q2で4WDが欲しいならディーゼルのquattroかSQ2です。
雪道が少なく、燃費のいいディーゼルがほしいなら、FWDの35 TDIも中古で選べます。ディーゼルの詳しい話は アウディQ2のディーゼルは買い? にまとめています。
advancedとS lineは何が違う?
後期型のグレードは、advancedとS lineの2つです。今の公式資料では、主に足まわりと見た目で違いが出ます。
| advanced | S line | |
|---|---|---|
| 17インチホイール | 5ダブルスポーク | 5アームスター |
| サスペンション | スタンダード | スポーツサスペンション |
| ブレードの色 | マンハッタングレー メタリック | セレナイトシルバー |
| 全高 | 1,530mm | 1,520mm |
| 価格差(2026年10月4日時点) | 基準 | 38万円高い |
装備はアウディ公式Product Information(MY26)によります。年式によってはオプションの付き方で差が変わるので、中古は個体ごとに見てみてください。
S lineとadvancedの違いは S lineとadvancedの違い で詳しく書いています。
中古で前期と後期を見分ける方法は?
中古車の情報だけでは、前期か後期か分かりにくいことがありますよね。見分ける手がかりを並べてみました。
- グレード名に「advanced」「S line」が入っていれば後期
- 「1.0 TFSI」「1.4 TFSI」「sport」なら前期
- 初度登録が2021年5月より前なら前期の可能性が高い
- 車検証の型式で確かめるのが確実
一番確実なのは、車検証の型式を見ることです。今の35 TFSIは3BA-GADPC、35 TDI quattroは3DA-GADFG、SQ2は3BA-GADNFFです(公式Product Information・MY26)。
ただ、前期の1.0 TFSIや1.4 TFSIの正式な型式は、公式で確かめきれていません。販売店で車検証を見せてもらうのが確実です。
例えば、販売店でこう聞いてみるとスムーズです。
「この車、前期ですか後期ですか?車検証の型式も見せてもらえますか」
「2021年の後期の35 TFSIですね。型式はこちらです」
年式と型式の見分け方は、アウディQ2の歴代モデル一覧 で表にしています。

前期と後期、どちらを選ぶ?
ここまで見ると、『結局どっちがいいの?』と思いますよね。結論から言うと、予算と装備で決めるのが近道です!
- 予算を抑えてQ2に乗りたい
- 街乗り中心で、1.0Lや1.4Lで足りる
- 画面やメーターの新しさはこだわらない
- 1.5Lの35 TFSIで余裕のある走りがほしい
- ディーゼルや4WDを選びたい
- 8.8インチ画面とバーチャルコックピットプラスが全車標準の2024年12月以降がいい
前期は年数がたっている分、点検や消耗品の交換が増えやすい時期です。整備記録がきちんと残っているかを見ておきましょう。
- 予算の上限を決める
- ガソリンかディーゼルか、4WDが要るかを決める
- 前期か後期か、2024年12月以降かを決める
- 画面・メーター・ACCなど欲しい装備が付いているかを見る
- 整備記録と車検証の型式を確かめる
後期でも、2024年12月より前と後で装備が違います。同じ「後期」でも、画面とメーターは個体ごとに確かめておくと安心です。
条件を決めたら、在庫を年式やグレードで絞って見てみると相場感がつかめます。
新車の値引きや、在庫車の交渉の順番は アウディQ2の値引き相場と限界額 で書いています。中古の選び方は アウディQ2の中古車の選び方 も参考にしてみてください。
アウディ Q2に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
アウディ Q2への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
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よくある質問
アウディQ2のマイナーチェンジはいつですか?
日本では2021年2月24日に発表され、5月に発売された大幅マイナーチェンジで後期型になりました。2024年12月4日にもアップデートが入っています。
前期と後期で一番違うところはどこですか?
エンジンです。前期は1.0Lと1.4Lのガソリン、後期は1.5Lの35 TFSI(150PS/250Nm)です。グレード名もadvancedとS lineに変わりました。
2024年のアップデートで変わったのは何ですか?
8.8インチタッチスクリーンとバーチャルコックピットプラスが全車標準になり、ディーゼルがFWDの35 TDIから4WDの35 TDI quattroに変わりました。
Q2のフルモデルチェンジはありますか?
ありません。Q2は初代のまま、本国で2026年4月までに生産終了と報道されています。直接の後継車は無いとされています。
前期か後期かはどこで確かめられますか?
グレード名と初度登録の年月で見当が付きます。車検証の型式で確かめるのが確実です。
まとめ
- 前期は2017〜2021年の1.0L・1.4Lガソリン
- 後期は2021年5月からの1.5L 35 TFSIで、グレード名はadvanced/S line
- 2022年5月にFWDディーゼル35 TDI(340Nm)が追加
- 2024年12月に8.8インチ画面とバーチャルコックピットプラスが全車標準、ディーゼルはquattroへ
- 中古はグレード名と車検証の型式で見分ける





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