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Q2を見積もりに行くと『ガソリンとディーゼル、どっちがいいんだろう』で手が止まる方は多いですよね。価格表を見ても31万円の差がある、くらいしか分かりません。
結論から言うと、雪道や長距離が多い人はディーゼル、街乗り中心ならガソリンが目安です。この記事では、2026年10月時点の公式価格と燃費で、2つのパワートレインの差をお金に直して比べます。
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アウディQ2のディーゼルはどんなグレード?
現行Q2のディーゼルは「35 TDI quattro」だけです。2.0Lディーゼルターボに4WD(quattro)を組み合わせた仕様で、燃料は軽油です。
日本の現行Q2(初代GA型の後期・MY26)は、ガソリンの35 TFSIとディーゼルの35 TDI quattroの2本立てです。そこにスポーツモデルのSQ2が加わります。
ディーゼルは2024年12月4日のアップデートで、前輪駆動から4WDに変わりました。いま新車で選べるのは、この4WD版だけなんです。
| 項目(公式PI・MY26) | 35 TFSI | 35 TDI quattro |
|---|---|---|
| エンジン | 1.5L直4ガソリンターボ | 2.0L直4ディーゼルターボ |
| 総排気量 | 1,497cc | 1,968cc |
| 最高出力 | 150PS | 150PS |
| 最大トルク | 250Nm | 360Nm |
| 駆動方式 | FWD(前輪駆動) | quattro(4WD) |
| 燃料 | 無鉛プレミアム(ハイオク) | 軽油 |
| 燃料タンク | 50L | 56L |
| 車両重量 | 1,350kg | 1,540kg |
出力はどちらも150PSで同じです。違うのはトルクで、ディーゼルは360Nmとガソリンより110Nm太くなっています。
1,600〜2,750rpmという低い回転で最大トルクが出るので、坂道や合流で踏み増しが少なく済むのがディーゼルの持ち味です。
ただ、車両重量はディーゼルが190kg重くなります。4WDの機構とディーゼルエンジンの分ですね。
ガソリンとディーゼルで価格はいくら違う?
2026年10月4日時点のアウディ ジャパン公式価格表(税込・メーカー希望小売価格)です。付属品・登録諸費用は含みません。
| グレード | 35 TFSI(ガソリン・FWD) | 35 TDI quattro(ディーゼル・4WD) | 差額 |
|---|---|---|---|
| advanced | 4,420,000円 | 4,730,000円 | 310,000円 |
| S line | 4,800,000円 | 5,110,000円 | 310,000円 |
どちらのグレードでも、ディーゼルはガソリンより31万円高い設定です。
『31万円って、ディーゼル代なの?』と思いますよね。実はこの差には4WDの分も入っています。
ガソリンのQ2には4WDが無いので、純粋なエンジン代の差としては比べられないんです。
雪国に住んでいて4WDが欲しい方にとっては、「4WDを付けたら燃費のいいエンジンが付いてきた」と考えると、31万円の見え方が変わってきます。
advancedとS lineの違い(38万円差)は S lineとadvancedの違い で詳しく比べています。全グレードの一覧は アウディQ2のグレード一覧 が早いです。

ディーゼルの燃費はどれくらい?ガソリンとの差
WLTCモードでディーゼルは16.9km/L、ガソリンは15.7km/Lです。重い4WDなのに、ディーゼルのほうが燃費はいい結果です。
| モード(公式PI) | 35 TFSI | 35 TDI quattro |
|---|---|---|
| WLTC | 15.7km/L | 16.9km/L |
| 市街地 | 12.2km/L | 12.9km/L |
| 郊外 | 15.8km/L | 17.4km/L |
| 高速道路 | 17.9km/L | 19.2km/L |
| JC08 | 18.5km/L | 19.7km/L |
差が一番開くのは郊外と高速道路です。市街地では0.7km/Lしか違いません。
つまり、ストップ&ゴーの多い街乗りだけなら、ディーゼルの燃費の良さはあまり効いてこないんです。週末に高速で遠出する人ほど、差が出てきます。
実際の燃費はカタログ値より下がるのが普通です。走り方や季節でどれくらい変わるかは アウディQ2の実燃費 にまとめています。
燃料代と税金を足すと年間いくら違う?
ここが一番気になるところですよね。燃料の単価は時期と地域で変わるので、仮の単価を置いて試算してみます。
年間走行1万km、燃費はWLTC値、ハイオク185円/L・軽油165円/Lの仮の単価で計算しています。実際の単価はお住まいの地域の価格に置き換えてみてください。
| 年間の費用(試算) | 35 TFSI | 35 TDI quattro |
|---|---|---|
| 燃料の量(1万km) | 約637L | 約592L |
| 燃料代 | 約117,800円 | 約97,600円 |
| 自動車税(種別割) | 30,500円 | 36,000円 |
| 合計 | 約148,300円 | 約133,600円 |
| 差 | 基準 | 約14,700円安い |
燃料代はディーゼルが年2万円ほど安くなります。一方で自動車税は排気量の区分が上がるので、ディーゼルが年5,500円高いです。
差し引くと、年1万km走る人で年1.5万円前後ディーゼルが得、という計算です。
- 年間1万km以上走る
- 高速道路や郊外の移動が多い
- 雪道で4WDを使いたい
- 年間5,000km前後の街乗り中心
- 近所の買い物や送り迎えが主な用途
- 4WDが要らない地域に住んでいる
車両価格の31万円を燃料代だけで取り返すのは、年1万kmなら20年近くかかります。『じゃあディーゼルは損?』と感じるかもしれません。
ただ、31万円には4WDの分が入っています。燃料代の差は「4WDのコストを少し軽くしてくれるおまけ」と考えるのが自然です。
重量税は、ガソリンが1.0t超1.5t以下、ディーゼルが1.5t超2.0t以下の区分になります。クリーンディーゼルのエコカー減税や環境性能割の額は年度と車両で変わるので、見積もりで確かめておきましょう。税の詳しい話は アウディQ2の自動車税と重量税 にあります。
ディーゼルの評価は?乗って分かる良い点と気になる点
ディーゼルの評価でよく言われるのは、「低い回転から力が出て運転がラク」という点です。数字でもトルクは360Nmあり、ガソリンの250Nmを大きく上回ります。
例えば高速の合流で、ガソリン車だとアクセルを深く踏む場面でも、ディーゼルは少しの踏み込みで加速していきます。
一方で、気になる点として挙がりやすいのはこのあたりです。
- アイドリングや発進時のエンジン音がガソリンより大きく感じることがある
- 車両重量が190kg増え、軽快さはガソリンのほうが上
- 短距離ばかりだと、排ガス浄化装置の再生が進みにくいと言われる
3つ目は、ディーゼル全般でよく話題になる点です。近所の往復ばかりの使い方だと、排ガスをきれいにする装置の掃除運転(再生)が途中で止まりやすい、という話なんです。
ディーゼルなら、たまに30分以上走る日がある使い方が向いています。「週末に高速を使う」くらいでも十分です。
また、リヤサスペンションの形式も違います。ガソリンはトレーリングアーム式、ディーゼル(4WD)はウィッシュボーン式です。乗り心地の感じ方は アウディQ2の乗り心地と静かさ で詳しく見ています。
ガソリンとディーゼル、結局どっちを選ぶ?
- 冬に雪が積もる地域に住んでいる、またはスキー場によく行く
- 年間の走行距離が1万kmを超える
- 高速道路を使う遠出が月に何度かある
- 坂道の多い場所に住んでいる
実は、この中で一番大きいのは1つ目です。4WDが欲しい理由があるなら、ディーゼルを選ぶ意味がはっきりします。
上の4つのうち2つ以上当てはまるなら、ディーゼルを候補の中心に置いていいと思います。
逆に、「街乗りで年5,000km、雪はほとんど降らない」という方なら、ガソリンの35 TFSIで困ることは少ないはずです。浮いた31万円を、ACCが付くコンビニエンス&アシスタンスパッケージ(210,000円)に回す考え方もあります。
『どっちも決め手に欠ける…』という時は、試乗を両方で予約してしまうのが早いです。発進の力強さと音の違いは、数分乗れば分かります。
エンジンの性能をもう少し詳しく比べたい方は アウディQ2のエンジンと性能 もどうぞ。

給油の時に気をつけたいこと
ディーゼルに乗り換えると、最初の数か月は給油で少し緊張しますよね。特にセルフのスタンドでは、ノズルの色や表示を見て軽油を選ぶようにしておきましょう。
『ハイオクのほうが高級だから、入れても大丈夫?』と思う方もいるかもしれません。ディーゼル車にガソリンを入れると故障の原因になるので、間違えて入れたらエンジンをかけずに販売店かロードサービスに相談してください。
ガソリンの35 TFSIはハイオク指定です。家族で2台持ちの場合など、車ごとの燃料を取り違えないよう気をつけておきましょう。
燃料の話は アウディQ2はハイオク? でも詳しく書いています。
新車のディーゼルは在庫があるうちに見積もりを
本国ではQ2の生産を2026年4月までに終了したと報道されています(直接の後継車は無し)。日本の公式価格表には2026年10月4日時点で掲載が続いていますが、新車は在庫限りになる可能性が高いです。
日本での受注終了日は発表されていません。ディーゼルとガソリンのどちらが残っているかは、販売店ごとに違います。
見積もりは「グレード・色・オプション」を決めてから取ると、在庫車との比較がしやすくなります。在庫車は装備が決まっているので、欲しいオプションが付いているかを先に確かめておきましょう。
- ディーゼルとガソリンのどちらにするか決める
- advancedかS lineかを決める
- ACCを使うならコンビニエンス&アシスタンスパッケージを付ける
- 2店舗以上で在庫と総額を聞いて比べる
値引きの考え方と交渉の順番は アウディQ2の値引き相場と限界額 で詳しく書いています。生産終了の状況は アウディQ2は生産終了? でまとめています。
ディーゼルの中古を探す時の注意
中古でディーゼルを探す場合、年式によって中身が違うので注意が必要です。
| 年式(日本発表時期) | ディーゼルの仕様 | 駆動 | 最大トルク |
|---|---|---|---|
| 2022年5月〜 | 35 TDI advanced/S line | FWD(前輪駆動) | 340Nm |
| 2024年12月〜 | 35 TDI quattro advanced/S line | quattro(4WD) | 360Nm |
『ディーゼルなら全部4WDでしょ?』と思って買うと、2022年式から2024年途中までのFWD版だった、ということも。車名に「quattro」が付いているかを見てみてください。
車検証の型式で確かめるのが確実です。 現行の35 TDI quattroは3DA-GADFGです。
中古価格は年式・走行距離・地域でかなり動くので、ここでは数字は出しません。狙い目の年式の考え方は アウディQ2の中古車の選び方 を参考にしてみてください。
アウディ Q2に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
アウディ Q2への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
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ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
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販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
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よくある質問
アウディQ2のディーゼルの燃料は軽油ですか?
はい、35 TDI quattroの燃料は軽油です。ガソリンの35 TFSIとSQ2はハイオクです。給油口の表示も確かめておきましょう。
Q2のディーゼルに前輪駆動(FF)はありますか?
現行の新車はquattro(4WD)だけです。2022年5月に追加された35 TDI(FWD・340Nm)は、2024年12月のアップデートで4WD版に変わりました。中古ではFWD版も流通しています。
ディーゼルの燃費はカタログでどれくらいですか?
35 TDI quattroのWLTCモード燃費は16.9km/Lです。高速道路モードは19.2km/L、市街地モードは12.9km/Lです。
ディーゼルとガソリンで自動車税は違いますか?
違います。35 TFSI(1,497cc)は年30,500円、35 TDI quattro(1,968cc)は年36,000円です。2019年10月1日以降に新規登録した自家用乗用車の標準税率です。
ディーゼルは短い距離しか乗らないと良くないですか?
ディーゼル全般で、短距離ばかりだと排ガス浄化装置の再生が進みにくいと言われます。たまに長めに走る日があると安心です。気になる時はディーラーで使い方を相談してみてください。
まとめ
- 現行Q2のディーゼルは35 TDI quattro(2.0L・150PS/360Nm・4WD・軽油)だけ
- 価格はガソリンの35 TFSIより31万円高い(advanced 473万円・S line 511万円)
- WLTC燃費は16.9km/Lでガソリンの15.7km/Lより良い
- 年1万kmの試算では、燃料代と税金を足して年1.5万円前後ディーゼルが安い
- 雪道・長距離ならディーゼル、街乗り中心ならガソリンが目安





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